クエスト7:カテゴリーとスラッグを整理してブログを整えよう

ブログを作るうえで、意外と後回しにされがちな「カテゴリー」と「スラッグ」。
でも、ここをしっかり整えるだけで、読者が記事を探しやすくなり、SEO対策としても強化されます。
今回はカテゴリーを設定し、スラッグ(URL)を整理して、ブログの土台をきれいに整える方法を解説します。
ブログの見やすさや管理のしやすさが一気にレベルアップしますよ!
今日のゴール
今回のクエストで目指すのは、この3つです。
- カテゴリーをしっかり設定する
- URLスラッグを整理してわかりやすくする
- 「uncategorized」を日本語に変更する
これらを整えることで、ブログが 見やすくなり、管理しやすく なります。
1. カテゴリーとスラッグ名を決めよう
ブログを読んでもらうなら、まず「どんな記事があるのか」がパッと分かることが大事です。
そのために使うのがカテゴリーです。
カテゴリーとは?
カテゴリーとは、ブログの記事をテーマごとに分ける「箱」や「フォルダ」のようなもの。
- 家計管理の記事は「節約」
- お金の使い方の記事は「豊かに暮らす」
上記のように分けることで、読者が興味のある記事を探しやすくなります。
さらに、カテゴリーを整えると検索エンジン(Google)からも「専門的なサイト」だと評価されやすくなり、SEOにもつながります。
スラッグ名とは?
スラッグ名は、カテゴリーを作るときに設定する URLの最後につく短い英語の名前のことです。
例:https://yourblog.com/saving/
この saving
がスラッグです。
これを日本語ではなく短い英語でつけておくと、URLがスッキリきれいに見えて、SEOにも有利です。
メインテーマを決める
まずは、あなたのブログで発信したいメインテーマを整理しましょう。
例えばこんな感じです。
- 節約・家計管理
- 豊かなお金の使い方
- 暮らしの知恵

大事なのは、記事を書きながら迷わないように、大きなくくりでシンプルにすることです。
カテゴリーは4つ以内に
初心者さんは、カテゴリーを作りすぎないのがポイント。
最初から細かく分けると、
- どこに入れるか迷う
- 空っぽのカテゴリーが増える
ので、まずは4つ以内におさめておきましょう。
カテゴリー名にスラッグを設定しよう
スラッグは、カテゴリーを作るときに一緒に設定します。
- 「節約・家計管理」 →
saving
- 「豊かなお金の使い方」 →
smart-spending
- 「暮らしの知恵」 →
lifehack
- 短い英語でOK(日本語は避ける)
- 2語ならハイフン(-)でつなぐ
例:smart-spending
- シンプルで見てすぐ意味が分かる単語にする
これであなたのブログも、訪れた人が迷わないサイトに一歩近づきました!
カテゴリーを整えて、もっと読みやすく、もっと愛されるブログに育てていきましょう。
2. WordPressでカテゴリーを作ろう
ここからは、実際にWordPressでカテゴリーを設定していきます。
画面を開いて、一緒にやってみましょう!
管理画面を開く
WordPressにログインしたら、左側のメニューから
「投稿」 → 「カテゴリー」をクリックします。

カテゴリー名を入力
「新規カテゴリーを追加」という画面が出てくるので、
「名前」の欄に決めたカテゴリー名を入れます。

スラッグを入力
次に「スラッグ」の欄に短い英語を入力します。

親カテゴリーはなしでOK
「親カテゴリー」は最初は何も選ばなくて大丈夫です。


カテゴリーが増えてきてからまとめたいときに使います
説明は空白でOK
「説明」という欄はありますが、ここは空白で大丈夫です。

多くのテーマではこの説明は表示されませんし、後から必要になったらいつでも追記できます。
追加ボタンをクリック
最後に「カテゴリーを追加」をクリックすれば完成!

カテゴリーが追加されたのを確認する
画面右側に、今追加したカテゴリーが一覧に表示されます。

ここにしっかり表示されていればOK!

同じ流れで、他のカテゴリーも作ってみてくださいね。
3. 「uncategorized
」を日本語に変更しよう
WordPressをインストールすると、最初からuncategorized
というカテゴリーが自動で入っています。
uncategorized
(スラッグ: uncategorized)

これをそのままにしておくと
- 読者からすると「結局どんな記事なの?」となりやすい
- URLが
/uncategorized/
となり、ちょっと不親切
なので、これをあなたのブログのメインカテゴリーに書き換えてしまいましょう!
管理画面でカテゴリーを開く
WordPressの左側メニューから
「投稿」 → 「カテゴリー」をクリックします。

「未分類」を編集する
カテゴリーの一覧が表示されるので、
「uncategorized
」 にマウスをあてると出てくる
「編集」をクリック。

名前を書き換える
この「名前」の部分を日本語で分かりやすく書き換えましょう。

「更新」をクリック
最後に「更新」ボタンを押せば完了!

これで、「uncategorized」 が日本語で「未分類」と表示されるようになりました。
これから記事を書いても、自動的に「未分類」として整理されるので、
読者にとっても見やすく、あなた自身も管理しやすくなりますよ。
よくあるミスと対処法
- カテゴリーを細かく作りすぎる
-
記事数が少ないうちからカテゴリーをたくさん作ると、 「どこに入れたらいいか分からない」「記事が空っぽのカテゴリーが増える」 となり、ブログ全体が散らかった印象になります。
さらに、Google AdSenseの審査では、カテゴリーが多すぎると内容が薄く見られやすく、不合格の原因になることも。
最初はカテゴリーを4つ以内にしておくと、記事のまとまりがよく見え、審査にも通りやすいと言われています。
- スラッグを日本語にする
-
スラッグに日本語を入れると、URLが長くなり、
https://yourblog.com/%E8%A8%93%E7%B7%B4/
のように文字化けのように見えることも。短い英語に統一すると、URLがスッキリしてSEOにも優しくなります。
まとめ|成果を振り返ろう
これで今日のクエストもクリア!
- メインカテゴリーを決めて、ブログの内容がひと目で分かるようになった
- スラッグを短い英語で統一して、URLも見やすくSEOに強いサイトにした
- 「未分類」をあなたのブログ専用の名前に変えて、最初のごちゃごちゃをスッキリ解消できた
これで、あなたのブログは読者もGoogleも迷わない、分かりやすいサイトにぐっと近づきました。
この調子で少しずつ整えていきましょう!