クエスト4:ステマ対策の基本!広告を正しく伝える方法

ブログを収益化するうえで欠かせないのが「広告表記」。
とくに2023年10月から施行されたステマ規制(ステルスマーケティング規制)により、広告であることを読者に明示することが法律で義務づけられました。
つまり、「これは広告です」とわかる形でPR表記をするのが大前提。
本記事では、JIN:Rテーマを使ったPR表記の設定方法を初心者向けにやさしく解説します。
さらに「一部の記事だけ広告表記を消したいときの方法」もまとめました。
ステマ対策を正しく理解しておけば、ブログ運営の信頼性がぐんと上がり、安心して収益化に取り組めます。
さあ、一緒に安全で信頼されるブログづくりを始めましょう!
今日のゴール
今回のクエストで達成したいのは、この3つです。
- ステマ規制の基本を理解すること
- JIN:RでPR表記を設定できるようになること
- 記事やカテゴリごとにPR表記を出し分けできるようになること
この3ステップをクリアすれば、あなたのブログは「ルールを守って安心して収益化できる記事」へと進化します。
最初から完璧に仕上げる必要はありません。
まずは、PR表記を記事冒頭に表示する設定を入れるところから始めましょう。
1.ステマ規制とは?
「ステマ規制」とは、ブログやSNSで広告なのに広告だとわからないように見せる行為(ステルスマーケティング)を禁止するルールのことです。
- 企業からお金をもらって商品を紹介しているのに、普通のレビューのように書いてしまう
- PR表記をせずに、あたかも「自分が自腹で買っておすすめしている」ように見せる
こういった「広告なのに広告とわからない状態」が、読者をだましているとみなされるのです。
2023年10月からは、これが景品表示法違反として正式に規制されました。
違反すると、最悪の場合は企業側が行政処分を受ける可能性もあり、ブロガーやアフィリエイターにも大きな影響があります。
だからこそ大切なのが、「このブログには広告を含みます」としっかり伝えること。
読者が一目で「これは広告なんだな」とわかるように、PR表記を見やすい位置に表示することが求められています。
つまり、ステマ規制のポイントはシンプルに言えばこの2つ。
- 広告は広告とハッキリ伝える
- 読者に誤解を与えないようにする
これさえ守れば、安心して収益化に取り組めるんです。
2.ステマ規制の設定方法
ここからは、JIN:Rを使って、PR表記を設定する方法を解説していきます。
まずは完成イメージを見てみましょう。設定が終わると、記事冒頭にこのような「広告を含みます」というPR表記が表示されます。

この表記があれば、読者に広告であることをしっかり伝えられるため、ステマ規制への対策も安心です。
それでは次に、具体的な設定手順を確認していきましょう。
左メニュー「外観」>「カスタマイズ」をクリックする。

カスタマイズ内の「ステマ規制への対応設定」をクリックする。

ここで、PR表記の設定を決めていきましょう。
まずは 投稿ページだけにチェックを入れるのがシンプルで安心です。

「カテゴリー一覧」と「記事はじめ」にチェック入れます。


テーマ既定の表記でも問題ありません

ステマ対策のデザインを選択します。



最後に、右上の「公開」をクリックすれば保存完了!
これで見出しデザインがブログ全体に反映されます。

設定が完了すれば、法律上のリスクを避けつつ、読者にとっても誠実なブログ運営が実現できます。
3. 選択した投稿記事だけPR表記を非表示にする方法
ここでは、“この記事だけPR表記を消したい!” というときの設定方法を紹介します。
WordPress管理画面から、PR表記を消したい記事を編集画面で開きます。

右サイドバーの記事下部にある「表示設定」を確認します。

JIN:Rの投稿設定内にある「景品表示法のテキストを非表示」をONにします。
この操作で、その記事だけ広告表記が消えます。

右上の「保存」をクリックして保存。
設定が反映されます。

公開ページを開き、記事冒頭のPR表記が消えているかをチェックします。

まとめ|今日の成果を振り返ろう!
今回のクエストでは、ステマ規制の基本から、JIN:RでのPR表記の設定方法、記事やカテゴリごとの出し分けまで一通りマスターしました!
- ステマ規制の内容と必要性が理解できた
- JIN:RでPR表記を設定する方法がわかった
- 投稿ごとにPR表記を出したり消したりできるようになった
PR表記を正しくつけるだけで、「なんとなく不安な記事」から「安心して収益化できる記事」にレベルアップします。
最初から完璧を目指さなくても大丈夫。
まずは、投稿ページにPR表記を表示させる設定を入れてみましょう!